(株)イロドリ 社長ブログ

起業したばかりなので人手が全然足りません。
今はまだスタッフを採用していないので(近々採用予定ですが)、本来進めていくべき事業に付随して、前職の時には人に任せていたような様々な業務も全て1人でやらなくてはいけないので時間も足りません。

起業する際に、アウトソーシング出来るものはどんどんアウトソーシングし、自分を含めた社内スタッフは本来やるべきこと、社内にいるからこそ出来ることに注力する！と決めていたのでこの1〜2年で日本国内でもかなり広がってきたクラウドソーシングを活用して仕事を発注しました。
参考になればと思い実例をシェアします。

まず「クラウドソーシングって何やねん、それ？」っていう人は以下をご確認下さい。

クラウドソーシングとは 【 crowd sourcing 】 - 意味/解説/説明/定義 ： IT用語辞典
インターネットを利用して不特定多数の人に業務を発注したり、受注者の募集を行うこと。また、そのような受発注ができるWebサービス。
企業などがクラウドソーシングサービスのサイト上に業務の内容や発注条件などを告知し、サービスの加入者の中で希望する人が応募する。発注元は応募者の中から適任と思われる人物に業務を発注する。また、制作物の依頼などでは希望者が作品を投稿し、気に入ったものを選んで買い取る、いわゆるコンペ形式の発注形態が取られることもある。

要はWEBを通じて多くの人に色々な仕事を発注出来て、そのWEBサービスを使えば受発注の管理も簡単に出来るようになっています。
世界的に展開しているサービスもたくさんあり、日本国内でもいくつか有名なWEBサービスがあるのですが今回はその中の1つ「ランサーズ」を活用してお仕事を発注しました。


今回発注したのは営業リスト作成の仕事。
特定の業種に向けてダイレクトメールを発送する予定なので、WEBから情報を収集しそのリストを作成してもらう仕事です。
郵送のDMなので会社名(屋号)、住所、電話番号をWEB上から集めリスト化してもらう必要があり、事前に下調べしたところ該当する数は約7000件ありました。

仕事自体は多くの人が出来るものですが、これを僕自身がやってしまうのはナンセンスです。
時間もかかるし、その仕事をしている間は他の事が止まってしまうので効率的ではありません。
これは人に任せてその間に僕はDMの内容を考えましょう！ということで「ランサーズ」で仕事を発注しました。



仕事の依頼(お仕事を引き受けてくれる人を募集すること)はすごく簡単です。
依頼方式を選択し、必要事項をフォームに記入すれば完了。
ランサーズにはいくつか仕事の依頼方式があって今回はプロジェクト方式を選択しました。

プロジェクト方式はまずは仕事の内容を公開すると、仕事を受けたい人々から提案(見積り)が届きます。
その中で「この人に任せたい！」という人を選んで仕事を発注し、納品されたらお支払いするという形です。
発注後すぐに仮払いを実行し、納品後に成果物をチェックした後に正式に支払いというフローになるので、仕事を発注する側にも受ける側にとっても互いに安心して仕事を進めることの出来るシステムになっています。
また評価制度があるので特に不安もなくお仕事して頂く人を選ぶことが出来ました。




過去の事例なども見ていたのですが、正直どれくらいの提案(見積り)が届くのか公開するまで想定できませんでした。
結果は公開1日で既に20件強の提案(見積り)が届きました。
元々提案(見積り)の募集期間を10日間と設定して募集を始めたのですが「これは10日も要らないなー」と思い、募集開始1日半で締めきりました。

最終候補の方とWEB上でいくつか確認したいことを確認させて頂き、最終決定。
結果、募集から2日で仕事を発注しました。



仕事を依頼する際にある程度の予算と納期を想定していました。

ぶっちゃけ公開すると、納期は仕事発注後10日、予算は4万円以内で設定していました。
予算は漠然としてて1件5円×7000件で3万5千円だからまぁ4万円以内かな？くらいの感覚です。
正直こういった作業の相場がわからなかったので・・・。

結果は予算の半額以下、納期も発注後なんと1日で納品されました。
DMの内容が出来る前に納品されました・・・(汗)
最終的にプログラムを書ける人にお仕事を発注させて頂いたので、発注後に僕が要望するようなプログラムを組んで頂き、機械的にリスト化し、おかしい部分だけ手作業で修正頂いたようです。
支払い後も何かあれば対応いただけるというメッセージも頂いていたので安心してお仕事を頼むことが出来ました。


結果的に大満足でした。
おかげで予定していたよりも1ヶ月ほど前倒しして新しいことがスタート出来そうです。
まさにTime is Moneyですよ。

今後もDMのデザインやサイトの他言語化、その他もろもろ専門外のことがたくさん出てくるので外に出せるものはどんどんパートナーさんやクラウドソーシングを活用し、僕は本来やるべきことに集中し、スピードを上げていきたいと思います。