(株)イロドリ 社長ブログ

最近色々な数字を整理しているのですが、そこで改めて知ったインバウンドの市場規模。
昨年大阪に来た外国人観光客の消費額はなんとプロ野球の市場規模よりも大きいのです。

2013年は日本全国に外国人観光客は約1000万人が来ました。
全体の消費額は1兆4,167億円。すごい額です。
そして関西ではその約24％の3,380億円が消費されました。
これは梅田地区の百貨店4店舗の合計売上額に相当する規模。

関西の中で大阪はトップの約1700億円、続いて京都が約1200億円、兵庫が約310億円、奈良が180億円となっています。

ちなみにプロ野球の市場規模は約1,500億円

大阪だけでもプロ野球全体よりも大きな市場なのです。
僕は野球が好きなのでこれには相当驚きました。


政府は2020年の東京オリンピック時に訪日外国人数を2,000万人、2030年には3,000万人とすることを目標としています。
訪れる外国人が現在と同じように消費すると仮定すれば、2020年には関西で6,520億円が消費される見込みです。
これは大阪市内の百貨店7店舗の売上合計額とほぼ同じ水準になるようです。

更に2030年には1兆円規模の市場になることが予想されています。

あくまで試算なので予想通りピタリとはならないとは思いますが、とんでもない成長市場であることは事実です。
昨日も書きましたが、この成長マーケットを取り込めるか取り込めないかで年々差がついていくと思います。
成長マーケットでは現状維持＝プラスなのです。

今の日本でこんなマーケットはなかなかないと思います。

弊社では様々なご要望にお答えするため、ネットとリアルの両面で環境を整えております。
ASEAN諸国の現地ネットワーク、外国人留学生ネットワーク、ネットを通じてより多くの外国人へ情報を伝えるネットワークなどBATTERAを活用して大阪の飲食店さん、企業様のインバウンドマーケティングをお手伝いさせて頂きます。
これからインバウンドへの対応をお考えの方、ぜひご相談ください。
外国人観光客へのPRや集客をお考えの方へ | BATTERA - Travel Guide of Osaka, Japan

(出展：りそな総合研究所「訪日外国人の消費が関西経済に与える影響」）