(株)イロドリ 社長ブログ

中国 広州の無料Wi-Fi事情。ある程度は予想通りでした。

中国というとやはり閉ざされたイメージがありますが、Wi-Fiにおいても同じような感じでした。



これって旅行者はほぼ使えないってことですね。
広州白雲国際空港やスターバックスでも無料Wi-Fiのアクセスポイントはあるのですが、繋ごうと試みると電話番号の入力を要求されます。


上のキャプチャはスタバでWi-Fiに繋ごうとした時に表示されたもの。
電話番号を入力するとSMSでキーナンバーが送られてくるので、受信後に同じ画面でそのKeyを入力してようやく繋がるというものです。

僕の場合はプリペイドSIMを購入していたのでスタバでは接続出来たのですが、広州白雲国際空港に到着時には全くネットが使えずになかなか不便でした。




Wi-Fiを開放しているお店自体が少ないのですが、カフェなどでは電話番号などを持っていなくても使えるようにWi-Fiを開放しているお店もありました。
こういうお店は旅行者にとってとても貴重な存在です。



「なんだよーやっぱ中国ダメじゃん！」って思ったあなた！
実は旅行者から見たら中国も日本も大差ありません。


確かに僕達日本人は今やだいたいの飲食店などの施設に行けばWi-Fiが使えます。
ただしスマホやタブレットからのみに限る。

Softbankに加入していれば、Softbank Spotが無料で使えます。

けどそれはSoftbankと契約している端末からのみで、PCなどからでは使用出来ません。

旅行に来る外国人は日本の携帯キャリアに加入などまずしていませんよね。
なので当然これらのスポットは使えません。

多くの飲食店などではSoftbank Spotやau Wi-Fiなど携帯キャリア以外のWi-Fiは開放されていないので、外国人旅行客からしたらなんかWi-Fiの電波はいっぱい飛んでるけど全然使えないっていう状態なのです。





ちょうど本日タイミング良く大阪観光局から旅行客向けの無料Wi-Fiサービスについてのリリースがありました。

大阪観光局、旅行客に無料の「Osaka Free Wi-Fi」提供 - ケータイ Watch
大阪観光局は、国内外からの旅行客に対して大阪府内の観光施設、公共交通機関、ホテルや飲食店などで利用できる無料 Wi-Fi サービス「Osaka Free Wi-Fi」を1月29日より提供する。また、集客を目的とした観光案内サービス「Osaka Enjoy Rally」も合わせて提供する。

これにはかなり期待しています。
やっぱり今の時代、世界のどこに居てもインターネットには繋いでいたいという人が非常に多いだろうし、旅行客がリアルタイムにソーシャルメディア等に日本の良さ、旅行の楽しさを共有出来るような環境を整えるのは外国人観光客を誘致する上で非常に大事なことだと思います。

そんなわけで特に飲食店を経営する皆様、旅行客の方々も使えるようにどんどんWi-Fiを開放しましょう！