(株)イロドリ 社長ブログ

先週、岩手県の大船渡市へ行ってきました。

おそらくこの震災で大船渡という地名を覚えられた方も多いと思います。
それほど被害が甚大な所の一つです。

朝一番の伊丹発仙台行きの飛行機に乗り、仙台空港からはレンタカーに乗り換え約4時間。
沿岸部に行くと言葉を失うほどの惨状でとても震災から5ヶ月経ったとは思えない状況でした。
こちらはまた別の記事で書きたいと思います。

今回大船渡に行った目的の一つは大船渡の復興屋台村の出店説明会及び品評会のお手伝いです。

皆さんもご存知の通り、大船渡は津波で甚大な被害を受けました。
大船渡の飲食店組合に加盟していた店舗の90%以上が津波で流されてしまいました。

お店を経営されていた方はもちろん、そこに通われていた地元の住民の方にとっても、飲食店が再開することは非常に重要なことなのですが、いろいろな事情があり、なかなか一筋縄にはいきません。
そこで発足したのが大船渡復興屋台村のプロジェクト。
大船渡にアジアNo.1の屋台村を作ろう！というプロジェクトです。

この説明会に情熱うどん讃州のさんちゃんと一緒に行ってきました！

なぜさんちゃんと一緒に行ったかと言いますと、一番の目的は情熱うどんの技術提供をする為です。
僕は今回は完全にお手伝い役。
情熱うどんを始め、山形の出汁など全国からたくさんの美味しいものをこの説明会に合わせて集め
屋台村の出店予定者の中でぜひこの商品を仕入れたい！この食べ物を作る技術を学びたい！という方が
いれば屋台村の運営母体で一括で仕入れたり、修行の斡旋を行います。

さんちゃんも何か力になりたいということで、このプロジェクトを取り仕切っておられてうちの会社自体もかなりお世話になっている船井総研の藤崎さんからお声がけ頂きました。
僕自身もずっと被災地に行きたいと思っていたのでちょうど良い機会だと思い、同行させて頂きました。

さんちゃんは現地でうどんを出品予定者や現地の方に振舞っていました。
本人は納得していなかったようですが、やっぱり美味しいですね〜。
現地の方にもとても好評でした。

今後現地で弟子入りしたいという人が現れたら受け入れうどんを作る技術を惜しみなく提供するとのことでした。

そんな大船渡復興屋台村の様子は今夜22:00〜TV東京系で放送される「ガイアの夜明け」で特集されます。
皆様ぜひ御覧ください。

とにかく今回大船渡に行って実際の被災地の様子を見て、実際に被害に合われた方と少しですがお話することができてとても良かったと思います。
やはりTVで見ているのと現地に行くのでは大きな違いがありますね。
この辺りはまた書きたいと思います。

大船渡復興屋台村、これからも応援していきます！

以下のブログに復興屋台村の構想段階から実際にOPENするまでの軌跡がUPされています。
ぜひ御覧ください。
大船渡復興屋台村　奮闘記