(株)イロドリ 社長ブログ

ここ最近のCMの流行は「続きはWEBで」ってパターン。
CM撮影の時点からWEBで公開する用に何パターンか撮影しているものがあったり、秘密がWEBサイトに行かないと見れなかったりと、まずはWEBに誘導しようというものが多く見受けられます。

例えばCANONのIXYのCM。
オダギリジョーがカメラの液晶画面を隣に座っている外人に見せると大笑い。
何で笑っているのかヒミツを知りたければIXYって検索してって出てます。
ヒミツはここです。

同じくオダギリジョー繋がりでライフカードもそうですよね。
⇒カードの切り方が人生だ

あとキムタクのFMVもそうですね。

とにかく多いです。
一度数えたことがあったのですが、10個CMが流れると半分以上はWEB検索へのキーワードが表示されたこともありました。

一昔前まではWEBへの誘導なんて考えは全くなくてCMが全てという時代でした。
消費者の購買意欲をCMのみでそそるってのが当たり前の時代。
そこにWEBが登場し、普及し、消費者の購買行動が変化した。
WEBで情報収集してから買うという人が増えました。
でCMもまずはWEBに来てもらってじっくり情報を見てもらうっていう流れに。
更にWEBに少しでも行ってみようか？という興味を持たせるために各社上記のような工夫をしているのが現在のTVCMの大きな流れです。

そんな中、それを逆手にとったCMがひらかたパーク(通称：ひらパー)のCM。
僕の中での最近一番お気に入りのCMです。
いくつかパターンがありますが、僕が個人的に気に入ってるのはこのパターン。

照瑛が出ているのですが、この最後が好き。
ぜひスピーカーをONにして観てください。
「続きはWEBにないです」というナレーションと共に「検索ボタン」ではなく「水泳ボタン」をクリック。

他のパターンでも来園ボタンになってたりします。
■パターン1
■パターン2
■パターン3
■パターン4

んで本当にWEBに続きがないのが笑えます。
ある意味、今の風潮を少し皮肉った感じもしますね。

ちなみに同じ関西の城崎マリンワールドも同じパターンです。
「続きはWEBで........もいいけど現地もね」

うーん、ひょっとすると制作会社が同じなのかも？と思ってしまいます。

どちらにせよ、こういうパターンはある意味斬新で好きです＾＾

ひらかたパーク
URL　http://www.hirakatapark.co.jp

城崎マリンワールド
URL　http://marineworld.hiyoriyama.co.jp/