訪日観光客数について調べてみた
ASEAN(東南アジア)マレーシア
2013年は訪日外国人旅行者数が1000万人を突破!この10年で約2倍!
昨年の訪日外国人旅行者数が1000万人を越えたのはご存知の方も多いと思います。
史上初の訪日外国人旅行者数1000万人達成!! | 2013年 | トピックス | 報道・広報 | 観光庁
平成25年12月20日(金)、訪日外国人旅行者数が史上初めて1000万人を超えました。これを記念して、太田国土交通大臣出席のもと、成田国際空港においてセレモニーを実施しました。
タイから訪日されたパッタラプラーシットご夫妻をお迎えし、太田国土交通大臣の1000万人達成宣言に続いて、くす玉で1000万人達成をお祝いしました。パッタラプラーシットご夫妻には、太田国土交通大臣からの記念盾、久保観光庁長官からの記念品などを贈呈しました。
また、日本を代表するキャラクターであるハローキティも駆けつけ、1000万人達成を祝福しました。

出展:日本政府観光局(JNTO)
データを調べてみるとこの10年で日本を訪れる外国人旅行者数は約2倍になりました。
韓国、中国、台湾からの旅行客が全体の60%弱を占める

出展:日本政府観光局(JNTO)
2013年に訪日した外国人観光客の内訳を調べると、韓国・中国・台湾の3カ国からの観光客が全体の60%弱を占めています。
ASEANからの観光客はこの10年で3倍に増加!
成長著しいASEANからの観光客もすごい勢いで増加しています。
以下はタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナムのASEAN6ヶ国からの観光客数の推移。
この10年で約3倍に増加。
2011年は震災の影響で減少しましたが、そこからV字回復し、2012年から2013年にかけても約1.5倍に増えています。

出展:日本政府観光局(JNTO)
タイ、マレーシアからはビザ免除効果で前年比61%増!

出展:日本政府観光局(JNTO)
2013年の7月1日からマレーシア人、タイ人については短期滞在についてはビザが不要になりました。
上のグラフだとわかりにくいのでタイ、マレーシアそれぞれの国からの訪問者数を年度別に比べてみました。

出展:日本政府観光局(JNTO)

出展:日本政府観光局(JNTO)
両国ともビザ免除効果が2013年の9月、10月辺りから出始め、旅行者数が前年に比べ底上げされたのが明らかです。
特に2013年後半からの底上げ幅は大きくなっていて、2014年の出だしも非常に良い結果が出ています。
ベトナム、インドネシア、フィリピン人のビザ免除も検討中
訪日旅行者数2000万人に向けて、上記の3カ国についてもビザ免除を検討中のようです。
観光立国を目指す日本、インドネシア・フィリピン・ベトナム人のビザ免除を検討
2014年4月15日、タイメディアは、日本政府がインドネシア・フィリピン・ベトナムから日本への観光客の査証(以下、ビザ)を免除する方向で検討していると伝えている。安倍内閣は観光業を国の経済成長を刺激する戦略の一つと位置づけ、日本政府は2020年の東京オリンピックまでに年間の外国人旅行者を2000万人に増やす目標を掲げている。その一環として、6月に改定する「観光立国実現に向けた行動計画」の中に、インドネシア・フィリピン・ベトナムから日本への観光客のビザを免除する方向について盛り込む予定だ。
インドネシアからのビザが免除されたら更にヒジャブを着けた女性を目にする機会が増えそうですね。
政府は2020年の東京オリンピックの年に訪日観光客2000万人を達成することを目標に掲げています。
その目標達成に向けておそらく色々な施策が実行されるでしょう。
ますます増加する外国人観光客に対して対応できるよう、官民それぞれすべきことはたくさんありそうですね。
今回使ったデータの元は以下からダウンロード可能です。
訪日外客数の動向|マーケティング・データ|日本政府観光局(JNTO)
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Posted by フクシママサト at 00:43