本日2月22日でオオサカジンは満1歳になりました。
ブロガーの皆様のお陰です。いつもご利用ありがとうございます。
思えば
1年前の今頃は徹夜してたんですよね。
この1年間、オオサカジンという大阪地域密着型のブログサービスを運営して感じたことを少し書いてみたいと思います。
僕自身のブログ歴は約3年。それなりに色々と経験していたし、このオオサカジンの
ブログエンジンの開発にも携わっているので色々とわかっているつもりでいたけど、実際に運営してみて改めてブログというツールのすごさを実感しました。
今までインターネット上で自ら主導的に情報発信をしたくても出来なかった多くの方が簡単に情報発信出来る様になったことは改めて素晴らしいことだと思います。
じいちゃんでもばあちゃんでも小さな子でも、初歩的なインターネットの知識とタイピングとマウス操作が出来れば、自由に情報が発信出来てしまいます。
いや、知識がなくてもケータイのメールが出来れば情報発信出来てしまいます。
しかもその情報はpingやRSSなどの技術に乗り、ほぼリアルタイムに多くの人に届けられます。
届いた情報はコメントやトラックバック、もしくはアクセスという形で反応を見せます。
これにより、ネット上の様々な方とのコミュニケーションが格段に取りやすくなりました。
そしてオオサカジンをキッカケに多くの人と出会うことが出来ました。
特にブログ村やオフ会。ブログ村自体の運営はそれぞれの主催者の方に委ねさせて頂いているのですが、僕もちょこちょこ顔を出させて頂いています。
そこで出会った人々はまるで昔からの旧友のような感覚で今もお付き合い頂いています。
ブログ村で知り合ったブロガーさん同士で飲みに行ったり、どこかに行ったりという記事がUPされているのをちょくちょく見かけるのですが、そういう記事を見るととても嬉しくなります
だってその人たちはオオサカジンが無かったら飲みに行くことはなかったんですから
色々な方がオオサカジンのブログで情報発信して頂いたおかげで今までに知らなかった事の多さにも気がついた1年でした。
自分は大阪生まれの大阪育ち。大阪のことはかなり知っている気でいましたが実は全然知らへんやん・・・ってのを痛感しました。
大阪の色々な景色、食べ物やお店、地域の情報がたくさんUPされました。
オオサカジンの記事がキッカケで初めて行ったお店、場所は数知れず。
それだけでなくたくさんの考え方、モノの見方があるって事を学んだ1年でした。
情報の価値というのは自分が決めるのではなく、見る人が決めるんですよね。
「こんな記事書いてもアクセスないやろし、誰もコメントくれへんやろなぁ」って思いながら書いた記事に思いがけず反応があったり、またその逆もあったり。
必ずしも自分の価値観が世間とはイコールにならないんですよね。
これもブログを通じてより感じたことです。
さて、僕はこの1年「結局ブログって何なんやろ???」ということをずっと考えていました。
ブログは本当に色々な使い方があります。僕が想定していなかった使い方をされている方もいます。
ただ最近こうちゃうかな???と感じているのは
「ブログってのは自分のアイデンティティ(自分らしさ)がネット上に反映されたもの」ではないかなぁと。
当然これに該当しない人もいると思いますが、多くの人は該当するんじゃないか?と思います。
最近ブログをビジネス活用される企業や個人の方が増えてきて、僕自身も「ビジネスブログセミナー」といった類のセミナーで講師をさせていただく機会がここ最近は多いのですが、元々ブログってのは個人のツールだと今でも思っています。
会社としてブログで情報発信するにせよ、主役は"個"なのです。
ビジネスで活用するのであれば尚更書き手がどういう人でどういう考えを持っている人(=アイデンティティ)を全面に出さないと、伝わる情報も伝わないのでは?と思います。
逆に言うとアイデンティティが全面に出たブログのひとつひとつの記事の情報はより多くの人に伝わり、読んだ人の心に響くのだと思います。
そんな大阪にゆかりのある人々個人個人のアイデンティティが塊になったものがオオサカジンであり、ブロガーさんの1つ1つの思い、1つ1つの情報を、その情報を求めている1人でも多くの人に伝えるインフラがオオサカジンなんだと思っています。
その役目を果たす為、2年目のオオサカジンでやらねばならないことはたくさんあります。
とまぁ柄にもなくちょっとマジメモードになってしまいましたが、これからもみなさんに愛されるオオサカジンでありたいと思うとともに、僕自身もオオサカジンを楽しみながらどんどん成長していきたいと思います。
来年の今日には更にパワーアップしたオオサカジンになっているようがんばりますので今後とも宜しくお願い申し上げます。
2007年2月22日
オオサカジン編集長まぁ こと
ジェイ・ライン株式会社 取締役 福島 将人